ハロセンアートの現代美術

3月 30, 2013 in デザイン・設計, 世界のログハウス

Halosenniemi Museum
ハロセンニエミ美術館

 ハロセンニヱミ以前、フィンランド人の画家ペッカ・ハロネンよって湖畔のアトリヱとして使われていました。
1899-1902の間にLake Tuusulaの岬の上に建築されて、それは、長年の間アーティストと彼の家族のための田園詩風の住居アトリエとして使われました。今もなおその優美さを残す素朴なログつくりの別荘とその内部は、ハロネンが自らデザインして建てられました。 その建物自体が芸術性を持つ作品であり、フィンランドの独自の建築様式と大陸のアールヌーボーの手法を優美に結合して、この建物は、何年ものじっくり時間をかけて作られていったものでした。
ハロネンはフィンランドアートの黄金持代に最も国民に愛されたアーティストの1人です。彼は非常に多彩なアーティストであると同時に、肖像画家として巨匠であった彼は、当時、もっとも新しい芸術文化の傾向を吸収して、 それらにフィンランドの自然を巧みに自分の芸術観に取り入れた。
まさにLake Tuusulaの周辺の風情は、彼に思考とインスピレーションの豊かな源となったのです。そして、これらの作風がハロネンの名声を不動のものとしたのでした。 ハロネンのアトリエは1950年に公共施設として、一般に公開されました。ハロネン美術館は、ハロネンとその友人達の居住したよく知られたウースラ芸術村で生まれたハロネン派の資料と彼の生涯にわたる業績に関する資料を主に公開している。
美術館では毎年4,5回特別展覧会が開催されている。それは、彼の芸術家としての全経歴に加えて、ハロセンアートの現代美術をテーマに次世代の現代美術アーティストの作品も展示される。美術館のアーカイブ(記録保管室)にはスライドコレクション、手紙等が収められている。そして、庭園を含めたその他のアトラクションもメイジャペッカ・ハロネンによって当時作られたままの姿で保存されている。
海外の訪問者や、国内の訪問者のために、ハロセンニエミ美術館がフィンランド人の本質を紹介するのに非常に適した場所といえる。また、それは、彼らのカルチャールーツを発見するのに適した環境を共に享受することができるでしょう
現在、ハロネンの自然主義思想が生かされていて、美術館周辺一帯は自然保護地区として保護されています。(現地美術館ガイドより)
すでに 100 年以上の歳月が経つのに関わらず、非常に生活感が漂う郷愁の思いすら呼びさますログハウスでした。まさにエコロジカルホームの原点に立った思いがしました。この記述はハロセンニエミから持ちかえったパンブレットをもとに、説明しています。ヘルシンキ空港 から 30 分程車で走った岬にありますが、ぜひご覧になることをお勧めします。私は、何度もここを訪れていますが、真冬に訪れた時、若い画家の卵たちが、零下 10 度を下まわる建物周辺で、鼻水を流しながらもゆっくり湖畔の自然を味わうかのように風景画を描いている様子に、深く感動を覚えたものでした。          フィンランドのログハウス回想録

 

ハロセンニエミ美術館

 

ハロセンニエミ

3月 30, 2013 in デザイン・設計, 世界のログハウス

ハロセンニエミ
Halosenniemi
Halosenniemi Museum
Lake Tuusula /January
Halosenniemi of Winter

Halosenniemi
ハロセンニエミ

氷結の湖上から

ハロセン岬に、自然を求めて移り住んだPekka Halosenのもとには、いつしか、同様の意思を持つアーテストが彼のもとに集まり、芸術村が形成されていった。

 自然保護主義者のハロネンの家、静かな湖畔Halosenniemi(ハロセン岬)先端に建つこの家には、自然への 安息を求める、アーテストたちが、集い、語り合い、新たな芸術を、育んでいった。現在 Halosenniemi Museum

 場所は Google Earth60°26’08.00” 25°03’17.09”にある。
現在は、博物館として、解放されていて、イベント、展示内容の変更等もあるので、下記ホームページを開くと博物館の催し等の案内を見ることができます。

宿泊は、少しヘルシンキよりに、戻ると、古い地主の建築物を再生した,
Krapi Hotelliがあり、客室は、牛小屋の再生であり、広い窓越しの眺めも、静寂で明るく、心地よく時間が流れる。国道沿いの、古屋敷は、昼食時バイキングで、利用でき、家族的な雰囲気で、落ち着くことができる。

Garden Shop Laube
木は不思議な力を持っている。小さな造形でも、新しい活気と、新たな創造性をはぐくむ力がある。木の柔らかさが、自分たちの静かな安らぎを与えてくれる。

 既成概念から、解放されたガーデンハウス。MINILOGの予算で、より
効果的な、店舗造りを依頼され、20㎡の中に、最大限の安らぎ空間を
持たせる雰囲気を提供した。

街の随所に広がるクラインガルテン

3月 30, 2013 in クラインガルデン, 世界のログハウス

クラインガルテンドイツ Kleingarten

 ドイツの街中を車で、走ると、自然に目に触れるKleingarten。 まだ当時は、新しいクラインガルテンで、建物も、
ガーデンレイアウトも全般的に、整然と、整備されていた。メインゲートには、クラブハウスで
食事もでき、ゴミ収集ボックスもそろっていて、メインの道は、緊急自動車のみ通行が許される、看板が付いていた。
近くの住宅からも、いくつか、入口があり、出入りが容易である。

ガーデンログハウス

3月 30, 2013 in セルフビルド, ミニログハウス, ログハウス, 施工事例

GARDEN LOGHOUSE
ガーデンログハウス施工例

丸ログハウスから角ログハウスそして在来工法との組み合わせによる、耐力壁強化によるハイブリットログハウス
ユーザー自身の思いをを気軽に発展できる夢空間が、少しずつ、新しい空間リノベーションを、確立してゆく。
その作業工程も、すべてが、確実に、心の支えになってゆく。それがガーデンハウスを作る楽しさだ。

LAUBE

3月 30, 2013 in 世界のログハウス

ドイツ都市部を車で走ると、アパートメントに併設されているいろんな形の小さな小屋の集合体をみることができる。この建物はLAUBEと呼ばれる、この小さな庭には、いろんな生活スタイルを持つドイツ市民の、小さな夢の実現が、感じられる、古いものから、新しい建物まで、さまざまだ。ドイツのLAUBEは、日本各地にみられる、LAUBEと違って、そのすべてが、それぞれに個性をもって、息づいている。建物自体が生きているのだ。このLAUBE は、第2の人生の、出発点として、小さいながら、新しい可能性を生み出すために、誕生した。ラウベハウスは、ほんの小さな主張から、ひと時の安らぎを与える、椅子であると考えていいのだろう。日本も、わずかな人しか利用できない施設つくりの考え方から脱却し、たくさんの人たちが安易に利用できる、施設提供の考え方を、ヨーロッパの国々の、人達から、学び取りたいものである。フランクフルト空港の上空を旋回中に見た町一面に広がるクラインガルテンを、回想しながら、大都会において、私たちが、忘れつつある、自然への営みを、わずかな時間の中に、このカフェテラスをパブリックスペースとして、利用することによって、神戸近郊の人たちの為のほんの小さな田舎を提供できればという思いを、ログハウスカスタム設計にオーナーとともに私たちの主張として、表現した。

       
ライン川とラ・ウーベ オーナー(ワインミュージアム)

STABBUR:ノルウェーの穀倉ログハウス

3月 30, 2013 in 世界のログハウス

Granary Loghouse
グラナリーログハウス

STABBUR:ノルウェーの穀倉ログハウス

原点に返って、ベーシックログハウスに新しい出発点を見直す機会を得る
スウエーデン第2の都市ウメアから、スウエーデン国境を越えて、ノルウエーに入る、以前ロンドンで、購入した、Thames &Hudson社の、
SCANDINAVIAN COUNTRYの本の中で見た、同様なGranaryが、ノルウエー国境近くの、スウェーデンの小さな村で、通りすがりに、
目に留まり、車を止めてしばしその素朴で、シンプルな、姿に、5月なのに温かい休息を楽しむことになった。
古い木造建築物がなぜ、このような癒し効果を持つのか、ログシェルの持つ生命力を、分けてもらえる感謝の気持ちをどう表現すればよいのか。

STABBURはノルウエーにおいて、古いもので、500年もの歴史を刻んでいるそうである。建物は、1階とロフトに分かれていて、
1階は、1年分の食糧、ロフトには、ファミリーの貴重品を置いていたようである。現代では建具を改善して、内外装飾を施し、
内部が、食糧保存に適した、室内自然環境から、ゲストルームに活用している。ログハウスならではの特質すべき、構造が寄与している。


教会の場所はGoogle Earth- Mattmar Church にてご覧になれます。とてもきれいな場所です。

EUROLOGNET北欧3カ国横断ドライブ視察旅行シリーズ1

3月 30, 2013 in 世界のログハウス

EUROLOGNET北欧3カ国横断ドライブ視察旅行シリーズ1

 これはヨーロッパの最新のグラスルーフハウスだ。5月中旬の写真で、人の気配はオフのためか見られなかったが、グラスルーフは、ホットする感覚で、心地よい。ヨーロッパの人たちのエコホームに関する対応がかなりすすんでいるように思われた。グラスルーフの部分が、かなり厚いのには驚いたが、-30度以上の寒さをしのぐ断熱性能には、必要なのだろう。自然環境にやさしい建物が、このように、新しい建築に採用されて、この地域すべてが、グラスルーフのよって、郷愁的で、美しいフォルムを引き出していた。こんな家つくりが、理想に思えた。(画像が欲しい方は、差し上げますので、メールにてお知らせください。)続くー

 

 

氷点下35度の寒さでも、フィンランドでは、家の中は、寒さを感じません。

3月 30, 2013 in ログハウス, 世界のログハウス

氷点下35度の寒さでも、フィンランドでは、家の中は、寒さを感じません。
 

 

ユーロのログハウスは、建築初心者にも、建築可能な工法

3月 30, 2013 in セルフビルド

EURO LOGHOUSE
ユーロのログハウスは、建築初心者にも、建築可能な工法

フィンランドノログフレーマーの制作スピードは、きわめスピィーデーで、合理的だ、晴海のリビングショウで、19坪くらいの外部展示場を建築した際も、3人で、10日ほどで完成できた、塗料も、日本に比べて、カラーコーデイネートが自由にできる。建物の内部もオーナーが気軽に部屋に入らせてくれる。土地も広いせいか、どこから見ても美しい。

 

 

エコ二重ログ施工例ユーロ編

3月 30, 2013 in 世界のログハウス

エコ二重ログ施工例ユーロ編
ヨーロッパアルプスの麓に立つ、3世代住宅

重量ブロックの上に、ロフト付3階建て二重ログハウスは、耐力壁が、1面で2倍になり、さらに、二重ログの間には、発泡粘土系断熱材を、挿入し、極めて断熱性・防火性・堅牢性の高い構造体である。ロフトは、日本の、小屋組に似通っている、旅行中チューリッヒの書店で見つけた、オーストリーの、建築専門書の中の、構造図面も、かなり我々の在来工法に似ていて、親しみを覚えた。日本でも、200年住宅が、今盛んに、作られ始めている。当社でも、造作一部に、部材生産を、加工出荷している。北欧ハウスだ。数年かけて作られるこのログハウスは、親戚同士が、力を合わせて、作っていくのが、日本とは、違う点だ、3世代にわたる建物を目指す、精神は、本来の、エコログハウス作りの基本姿勢だろう。午後8時ごろまで、時間を忘れて、美しい村の、ログハウスに見入っていた。